ファクトリーペイントは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

お知らせ

持続可能な社会の実現の為に塗装ができること

 

先日NETFLIXで「地球の限界」というドキュメンタリーを見て改めて自分の仕事を見つめ直しました。

(上記リンクより予告編だけでも見てみてください。)

 

連日、ニュースで報道されているのは世界中で発生し、激甚化する自然災害。

平均気温の上昇、異常乾燥による山火事、記録的豪雨、竜巻などの災害は、すべて地球温暖化による気候変動によるもの。この地球からの警告に危機感を抱かずにはいられません。

 

その大きな要因は温室効果ガスなのですが、日本はその排出量が世界で5番目に多い国らしいです。

 

日本としては、昨年10月「2050年カーボンニュートラル=脱炭素社会の実現」を環境省が宣言し、今年4月には2030年の温室効果ガスの排出量を2013年に比べて46%削減するという目標も表明しています。

 

この目標の実現に向けて、再生可能エネルギーの発電割合を増やす、またCO2を排出する火力発電を大幅に減らすなどの方針も明らかにされました。

 

しかし温室効果ガス排出量46%削減は国や大企業だけが行うものではなく私たち一人一人が当事者として、何ができるか考え、行動しなければならない事だと思います。

 

そこでファクトリーペイントは、

  • 持続可能な社会の実現に向けて、今後世の中がどの様に動いていくのか?
  • 工場・倉庫の塗装専門会社としてどのような取り組みができるのか?

を考えてみました。

 

CO2排出企業は負担金が必要な時代に

カーボンニュートラル=脱炭素化社会の実現の手段の一つとして、国はカーボンプライシングの導入を検討しています。

簡単にいえば「炭素の価格付け」で、CO2排出量に応じて企業や家庭に金銭的コストを負担してもらう仕組みです。

 

その手法には企業などのCO2排出量に応じた課税制度「炭素税」、企業などのCO2排出量の上限を決めて、上限を超える企業は上限まで余裕のある企業から必要な分を買い取る「排出量取引制度」があります。

 

炭素税は日本でも既に「地球温暖化対策税」として、2012年からCO2排出量1トン当たり289円課税されていて、既に年間約2500億円の税収があります。北欧では3千〜1万円程度なのだそうで、炭素税が本格導入される際には課税額が上がりそうです。

 

はCO2の排出で企業に金銭的負担がかかるので、排出量削減に動機が高まり効果が期待できるという声もありますが、対象業種の選定、上限設定のルールなどの制度設計が複雑で、行政コストがかかることが懸念されています。

 

そして輸入品に対して製品が作られた際のCO2排出量に応じて課税する「炭素化国境調整措置(国境炭素税)」も欧州が中心となり整備がすすめられています。

世界一の温暖化ガス排出国、中国を巻き込む有力手段で、世界共通のカーボンプライシングの仕組みです。成功すれば削減量は4倍近くにもなるのだそうです。

 

どちらの制度も各国の政財界で調整が進められており、導入されるまでにはまだ数年はかかりそうですが、CO2排出企業には社会的責任として負担金が課せられそうです。

 

企業の長期的な成長に必須となるESGの観点

ESGとは、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の頭文字を取った言葉です。これからの時代、長期的な成長を企業には、事業機会や事業リスクを考慮するとESGの観点が必須であるという考え方が世界的に広まってきています。

 

引用:https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20210519_01

 

このESGの考え方は投資の世界からスタートしており、これまでの投資は企業の業績や財務状況を見て投資判断が行われてきましたが、最近では持続性や長期的観点での投資判断にESGの様な非財務情報が加わった判断がなされるようになってきました。

ESG投資の総額はすでに世界の投資額の1/3にも達しており、日本でも年金資産を管理・運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)もその一つです。

 

これは今後ESGの観点がない企業には、お金が集まらなくなる時代になるということです。製造業では初期の投資が必須となるためESGへの取り組みが欠かせない時代となります。

 

遮熱・断熱塗装で「脱炭素」「SDGs」に貢献

1997(平成9)年に開催された地球温暖化防止京都会議以降で注目を集めたのは、太陽光の熱エネルギーを反射させることで屋内の温度の上昇を抑える「遮熱塗料」です。

 

遮熱塗料は既存の建物に塗るだけで、遮熱ができ、屋内の温度の上昇を抑えることができる塗料で、省エネ対策に有効で、CO2排出量の削減に効果を発揮します。

 

現在、遮熱塗料のような特殊塗料には、夏でも冬でも熱伝導をしにくくし、屋内の気温の上昇も低下も抑制してくれる断熱塗料がありますが、断熱塗料は近年の進化が目覚ましく、遮熱効果も合わせ持つ、高機能な断熱塗料が開発販売されています。

そして遮熱・断熱塗料CO2排出量の削減にも貢献できることになります。

 

さらにCO2排出量の削減は、カーボンニュートラルの達成に取り組むことになりますが、カーボンニュートラルに取り組むことは世界中に浸透しつつあるSDGsと密接な関係にあります。

 

 

カーボンニュートラルに取り組むことは目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成のみならず、実際にはSDGsが目指す多くの目標に何らかの形で寄与することができます。

 

遮熱・断熱塗料のメリット

地球温暖化による夏の暑さや自然災害が甚大になった近年は、工場や倉庫などの大型施設を所有する会社・企業様から問い合わせをいただくようになりましたが、いまだ既存の建物に塗料を塗るだけで、遮熱・断熱ができることを知らない企業が多いです。

 

遮熱・断熱塗料の実績や、詳しい機能、価格などは、このサイト内の「遮熱・断熱対策のポイント」でも詳しく説明していますので、ここでは簡単に説明しますね。

 

 

遮熱効果のある断熱塗料を屋根に塗ったとしましょう。すると、夏の暑い日の屋内の温度が約4〜6度下がります。

なので、もしも屋根や外壁などの面積が広い工場や倉庫などに塗ると、

 

  • 冷房機の稼働台数を減らすことができる
  • 年間の消費電力を低減でき、冷暖房費(光熱費)を大幅に削減

 

上記2つを行うことができます。

さらにこれまでは一般塗料よりも費用が高額になることがデメリットとされてきましたが、これもよくよく計算してみると、

 

  • 削減した光熱費で施工費を償却
  • 経年劣化が一般塗料より遅いので、結果的に経費を削減

 

というメリットになります。

 

しかしながら1番のメリットは従業員の方々にとって職場環境が快適になることですよね。

夏の熱中症予防のみならず、日々の心身の健康管理にも良いはずですし、従業員の皆さんが気持ちよく働ければ、効率が上がり、生産性アップも実現できますよ!

 

最後に

このように世界中で持続可能な社会への潮流が加速する中で、企業は社会的責任を果たしながら長期的視点で経営を行う必要があります。

遮熱・断熱塗装による省エネ塗装は、「脱炭素」「カーボンニュートラル」の取り組みとなりお客様の社会的責任達成の一助になる共に、コスト面でも光熱費削減効果によって十分メリットを出せる工事です。

 

でも一番のメリットは、働く人がどんな会社で働き続けたいか?という点が大きいのではないかと個人的には思います。

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