旭金属工業株式会社ー 安八東工場 ・安八300年工場・安八西工場ー

事業内容

ボーイング社など世界の航空機メーカーから認定工場の指定を受け、特殊工程をキーテクノロジーとしてB787機やMRJなどに携わる航空・宇宙機器部品を製造しています。分業体制の多い航空機部品産業において、旭金属工業株式会社は工程プランニングから、機械加工、表面処理、塗装、組立までの一貫生産を実現し、 工程ごとに厳格な品質保証検査を実施、顧客企業の求めるクオリティの製品を提供し続けています。

旭金属工業株式会社の歴史

旭金属工業株式会社は1948年に京都市で電気めっき業を開始、1976年に防衛庁向けの航空機部品を扱い開始し、翌年には米国ボーイング社の特殊工程の認定工場になりました。1998年には岐阜県安八郡安八町に安八西工場が設置され現在は安八町に３つの工場を持っています。航空機産業はコロナの影響で一時的に需要が低迷していましたが、現在はコロナ前の水準まで需要が回復し、これからさらなる市場成長が期待されています。

—300年間利用できる環境に配慮した工場—
300年工場とは、環境に配慮し建屋の耐用年数を300年に設定しメンテナンス計画に基づき、300年間生産維持ができる構造となっています。その間、設備の入れ替えやレイアウトが自由にできるように工場内は無柱となっています。部品後工程の宿命といえる受注量や納期のバラツキも、最大バラツキに対応できるよう、『大型量産化』の設備としました。航空機部品業界のさらなる国際化を想定し、短納期・低コストを実現するため、ひとつの工場で素材投入から機械加工・ザイグロ・アノダイズ・塗装の工程を結合しNPSを採用し工程短縮をしています。

旭金属工業株式会社の地域活動

「いま、となりにいる人を、笑顔にするために」の考えから、環境との共生・安全なまちづくり・人材育成・福祉などの地域貢献活動に取り組んでいます。