知多蒸溜所はサントリーが国内に所有する３つの蒸溜所のひとつで、1972年の竣工以来40余年グレーン原酒をつくり続けて、世界にも類をみない連続式蒸留機によるグレーン原酒のつくり分けを行っています。とうもろこしを主原料とするグレーンウイスキー原酒を、いろいろなタイプの香味につくり分け、世界的に評価の高いブレンデッドウイスキーの「響」や「角瓶」にブレンドされ、サントリー山崎蒸溜所・白州蒸溜所で生まれたモルト原酒の個性を引き立て、より滑らかな口当たりをもたらす、サントリーのウイスキーづくりに不可欠なものです。

サントリー知多蒸溜所株式会社の歴史

1972年知多市北浜町に会社設立。1973年よりウイスキー蒸留開始。2015年に知多蒸留所での蒸溜原酒100%のシングルグレーンウイスキー「知多」発売。2017年世界的な酒類コンペティションInternational Spirits Challenge2017で、当社で蒸溜した原酒のみをブレンドしたシングルグレーンウイスキー「知多蒸溜所」（限定発売品）が金賞を受賞。2019年「サントリー知多蒸溜所株式会社」へ社名変更。