トヨタ自動車株式会社

事業内容

自動車技術の研究開発や生産や物流の管理、営業の3つに分かれます。研究開発は、塗装やエンジンなど車両性能を担う技術の発展に務めています。自動車販売事業ではセダン、ミニバンなどあらゆる車種の自動車及びトラックまで開発から製造及び国内外に販売会社を通じて販売しています。自動車以外の事業として、東日本旅客鉄道株式会社、株式会社日立製作所との共同で、水素燃料電池と蓄電池を電源とするハイブリッドシステムを搭載した試験車両の開発を行っています。

• 世界新車販売台数
  世界1位
• 国内自動車メーカー
  圧倒的シェアNo.1
• 連結従業員数
  364,000人以上

トヨタ自動車株式会社の歴史

トヨタ自動車の歴史的ルーツは1918年に設立された豊田紡織株式会社にあります。1926年には自動織機そのものを製造・販売する豊田自動織機製作所が創立され、世界恐慌の影響を受けた会社の危機を脱するための事業多角化により自動車産業に進出しました。1937年に愛知県豊田市に工場を設置、トヨタ自動車工業が設立され、戦時中には、航空機部門・陸軍向けのトラックも生産しています。その後財政難から、トヨタ独自の生産システムであるかんばん方式が確立され、トヨペットクラウンの発売を期に国内自動車メーカーとしての地位を確かなものへと築きます。1960年代には日本のトヨタから世界のトヨタへと海外でも一定の地位を築き上げました。90年代のバブル危機から年間数千億円の原価低減を達成し、これまで以上の世界での競争力を手に入れることになるのです。歴史的に何度も企業の危機を乗り越え、常に成長を続けている企業です。

トヨタ自動車と豊田市

現在の豊田市はもともと「挙母市」という市名でしたが、トヨタによってクルマのまちに成長し、これからも自動車産業と共に発展する願いを込めて1959年に「豊田市」と変更されました。企業発展に伴う人口増加・経済発展と地域社会貢献によってトヨタ自動車と豊田市は深い結びつきがあります。

トヨタ自動車工場拠点

豊田市内、周辺市に10箇所の工場があります。総従業員数はおよそ4万人。それぞれの工場で様々な車種・部品が製造されています。

• 本社工場
• 元町工場
• 上郷工場
• 高岡工場
• 三好工場
• 堤工場
• 明知工場
• 下山工場
• 衣浦工場
• 田原工場

トヨタ自動車の豊田市における地域社会貢献活動

トヨタ自動車は創業当時から「社会から信頼される良き企業市民」となることを目指し、地域社会貢献活動に取り組んでいます。日本企業の社会貢献支出額ランキングでは毎年トップで、約190億円が社会貢献活動費に使われています。活動の取り組み分野としては、交通安全活動・人材育成・社会文化活動・ボランティアと社会のニーズに応じてトヨタの持つ技術やノウハウといったリソーセスを活用しながら積極的に活動しています。