ファクトリーペイント代表の柴垣と申します。
ファクトリーペイントホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
工場・倉庫の塗装工事を行う機会は15年〜20年に1度程度なので、多くの方がはじめての経験で、どのようなポイントを押さえて会社選び、改修計画を進めていけばいいのか悩ましいのではないでしょうか。
そこで、本ページでは「本気で工場、倉庫の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修繕工事を成功させ、皆の資産を守っていきたい!」という熱意あるご担当者様のお声から、初めて塗装を行われる方に対し会社選びの基準をお伝えするために作成しております。
工場・倉庫の塗装専門会社として多くの現場を経験してきた弊社が考える本当に良い会社の条件や確認すべきポイントをまとめました。改修や塗装を失敗に終わらせない為にもお読みいただき、納得できる工場倉庫の塗装工事を実現していただければと思います。
『会社選び』のポイント
01
工場・倉庫の改修と聞くと頼む先は建設会社を思い浮かべる方が多いかも知れません。これは半分正解で半分間違いです。
答えからお伝えすると「改修工事の内容もしくは建物の状況による」というのが正しい選択です。
ここで重要になってくるのが一般的な工場・倉庫の改修では外壁塗装・屋根塗装が工事のメインになることが多いという事実です。
工場・倉庫の改修で工事内容別の耐久年数と主となる業種を下記にまとめてみました。
改修工事といっても外壁材や屋根材をすべて張り替えるような、大規模改修はそう頻繁には発生しません。また設備の入れ替えや間取り、構造に手を入れる大規模改修もそんなに多い頻度で発生しないでしょう。
下表の各部の耐久年数からもわかるように改修工事のメインとしては外壁、屋根の塗装・防水工事に部分的な補修といったケースが半数以上かと思います。
改修箇所 | 耐久年数 | 主となる業種 |
---|---|---|
外壁塗装 | 10年〜15年 | 塗装会社 |
屋根塗装 | 10年〜15年 | 塗装会社 |
鉄部塗装 | 4年〜5年 | 塗装会社 |
防水工事 | 10年〜15年 | 防水工事会社 |
外壁材 | 40年以上 | 板金工事会社・サイディング会社 |
屋根材 | 40年以上 | 屋根工事会社・板金工事会社 |
間取り変更・内装 | 都度 | 内装会社・建設会社 |
電気・給排水設備 | 都度 | 設備会社・電気工事会社 |
構造 (柱、床、梁、基礎、階段) |
都度 | 建設会社 |
※耐久年数は目安です。使用環境、素材によって変わります
このように改修工事のメインが外壁・屋根の塗装や防水工事の場合、塗装会社に直接依頼するほうが中間マージンがかからない為、同じ工事内容でも安価に施工できます。
もちろん設備の入れ替えや間取り、構造に手を入れる大規模改修の場合は建設会社さんの方が得意な場合もあります。想定される改修内容によって最適な依頼先を選択することが大事になります。
02
前の項目で改修内容が外壁塗装、屋根塗装、防水工事がメインである場合、塗装会社に頼む方がメリットがあると解説しましたがもう少し言うと、工場・倉庫の塗装、防水に十分な技術・知識・経験・実績を持っている会社を選ぶ必要があります。
ひとくくりに塗装会社といっても住宅やアパートばかりを塗装している会社も多く、工場・倉庫の塗装は行ったことがない会社の方が多いのです。住宅と工場・倉庫では規模や用途が全く異なり必要とされる知識・経験が大きく違います。
希望納期に収める計画性、お客様の業務に支障を出さず進めるための段取り、さまざまな課題・要望への提案や対応力これらを高い水準で提供するためには専門的な経験と実績が不可欠です。
専門家でないお客様が一番判断しやすいのは、その会社の過去の実績を見るのがおすすめです。同様な規模の工場の実績はあるかあ今回の改修の課題を解決した実績はあるかなど詳しく聞いてみましょう。
施工実績を見る03
高品質な塗装工事を行う為には、正確な現場調査が欠かせません、外壁・屋根の素材、塗膜の劣化度合い、クラック(ひび割れ)、錆の有無、シーリングの状態などを正確に把握してこそ、適切な施工方法が決められるからです。
また業務に支障のない改修計画や、現在の課題解決、施工後の業務効率の改善度合いなどは、工場・倉庫の使われ方や現在抱えている課題のヒアリングをしっかりと行う必要があります。
フォークリフトなどの車両の使用の有無?高温な環境にならないか?薬品使用で耐酸性が必要ないか?など細かに聞き取ってくれる塗装会社を選ぶ必要があります。
建物規模の大きな工場・倉庫の現地調査をしっかり行う為にはドローンを活用した調査も効率的で有効です。新しい技術をうまく活用している塗装会社も良い会社と言えるでしょう。
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倉庫・工場の劣化状況は利用環境によって大きく変わってきます。また改修にて改善したい事柄も会社によって様々です。
このようなニーズに幅広く対応をするには、工場・倉庫の改修の知識が必要になります。
依頼前に今回の改修でどのような点を改善したいかをある程度まとめ、相談事に伝えられる様に準備をしておくことをおすすめします。提案内容を比較しやすくなりより良い会社を選ぶことに繋がります。
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工場・倉庫の改修は毎年行うような事ではないので企業の担当者さまは、普段の業務にプラスアルファでプロジェクトを進めていらっしゃる会社も多いかと思います。複数の会社に相談して各社からイロイロなプランや提案が集まり、これら一長一短ある提案をまとめ社内稟議に上げるのも結構手間がかかります。
ご担当者さまの手間の部分を、なるべく削減できるようなサポートをしてくれる会社を選ぶと良いでしょう。このような配慮ができる会社はだいたい知識、経験も豊富で、実際の工事においても先読みで段取りも良いことが多いのでスムーズに工事完了まで進みます。
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1~5のチェックポイントを満たした塗装会社を選び、塗り替えを依頼した場合、建物の保護や美観の回復といった、一般的な塗り替えに求められる事は満たされるかと思います。しかし工場・倉庫の塗装においてはもう一歩踏み込んだ塗り替えサービスが必要であると考えます。
企業にとって塗り替えは設備投資であり、投資である以上リターンを考えなければなりません。この投資がより多くのリターンを生み、企業競争力に繋がることが理想となります。
私達ファクトリーペイントの場合は、遮熱・断熱対策を徹底した工事により、夏場の工場・倉庫内の温度を低減させ労働環境の改善と、光熱費の削減を実現させます。二酸化炭素の削減も行いカーボンニュートラルやSDGsを推進する企業の社会的責任を後押しします。
『塗替えでキレイなるのは当たり前』これからはもう一歩踏み込んだサービス提案ができる事が良い塗装会社の条件であると考えます。
何事にも言えることですが、良い塗装会社を見極め、最適なプランで工事を依頼する一番の方法は、発注者として知識を付ける事だと思います。しかしながら工場・倉庫の塗り替えを何度も経験したことがある方はほぼいないでしょう。
そこで工場倉庫の塗装工事専門会社である私達が『外壁塗装・屋根塗装のポイント』『塗床工事のポイント』『雨漏り修理のポイント』『遮熱・断熱対策のポイント』をまとめましたのでご一読ください。